横浜市水道局は4月4日、WTO対象工事の「第一戸塚線口径1200mm配水管更新工事」を設計・施工一括型(DB)総合評価方式で公告した。5月16日まで参加を受け付ける。7月4〜6日に入札し、8月24日に開札。9月に工事請負契約を締結する。予定価格は64億3838万円。
入札に参加できるのは、市の有資格者名簿に工種「土木」で登録する3者または4者で構成する特定建設共同企業体。参加要件は、代表構成員は土木一式の総合評定値が1250点以上、第2位構成員は1150点以上、第3〜第4位の構成員は900点以上であることを求める。この他、施工実績などに要件がある。
小雀浄水場立坑から御霊神社交差点立坑までの約1・6`区間(戸塚区小雀町2470〜栄区田谷町197地先)にシールドトンネルを築造し、二次覆工としてダクタイル鋳鉄管または塗覆装鋼管を内挿する。シールドマシンの掘進方向は問わない。
この他▽小雀4号配水池接続管1200_▽同3号配水池接続管1200_▽小雀場内接続管▽既設第一戸塚線接続管上流部1200_・下流部700_▽田谷線接続管1000_▽金井雨水・汚水幹線特殊人孔接続管▽採水用配管50_―を開削で整備する。
完成期限は2029年3月30日。設計が完了した箇所から工事に着手する。現場閉所の週休2日制確保適用工事(発注者指定型)。
アドバイザリー業務は、日水コン横浜事務所(横浜市中区)とPwCアドバイザリー(東京都千代田区)が担当した。
提供:建通新聞社