建通新聞社
2023/04/04
【大阪】大阪府 府立新工業系高等学校改築基本設計を類設計室で
大阪府は、府立新工業系高等学校(仮称)改築工事基本設計の公募型プロポーザルを実施し、類設計室(大阪市淀川区)を最優秀提案者に決定した。設計期間は2024年2月13日まで。設計条件、デザイン方針、建築計画、構造計画、設備計画、工程表、概算工事費をまとめる。
泉尾工業高校、東淀工業高校、生野工業高校の3校を統合再編し、現在の東淀工業高校のグラウンドとテニスコート内約1万3000平方bに新校舎棟を建設する。
施設の規模は、新校舎棟が鉄筋コンクリート(RC)造5階建て延べ約1万8517平方b、格技場棟がRC造または鉄骨造平屋約437平方bを想定。新校舎棟には普通教室24室の他、メカニック系実習室、IT系実習室、ファッションデザイン系実習室、工学系実習室などを配置する。
この他、400台分の自転車置き場や10台分の駐車場、クラブ棟、ごみ置き場などを整備。グラウンドには陸上トラック、野球、サッカー用の敷地、テニスコート3面を確保する。
23〜24年度に基本・実施設計、25〜27年度に本体工事、28年度に既存校舎撤去工事、29年度にグラウンド外構整備工事・格技場新築工事を行う予定だ。
施設整備基本計画策定は日匠設計(松原市)が担当。