横浜市建築局は4月3日、「金沢区民文化センター(仮称)新築工事に伴う設計業務委託」の公募型プロポーザルを公告した。市として初めての全国を対象にしたプロポとなる。参加申し込みを4月24〜5月12日に、提案書を6月19〜7月3日に受け付け、9月上旬に委託先を特定する。
業務では基本設計を2024年3月22日まで、実施設計を24年4月〜25年6月、工事監理を26年1月〜27年6月で担当する。これらの業務の概算予定価格の上限は1億5000万円(税込み)を、このうち、基本設計は約1970万円(税込み)を見込む。
参加できるのは、一級建築士事務所登録がある単体企業で、過去10年間の業務実績に要件がある。単館の区民文化センターを整備するのは初めてとなるため、全国から幅広く提案を募集することとした。
1月に策定した「基本構想」に基づき、周辺施設と調和したデザインなどの提案を求める。
想定規模は4階建て以下の延べ床面積2000平方b以内とし、構造は未定。現段階で予定工事費を12億円以下と試算している。
建設地は金沢区瀬戸5002ノ8ほかの面積810平方b。用途は商業で、建ぺい率は90%、容積率は400%。
提供:建通新聞社