東邦ガス(名古屋市熱田区桜田町19ノ18)は、みよし市内の市民病院や全小中学校など、公共施設へ供給するガスをカーボンニュートラル化する。3月29日に取り組みに関する協定を、みよし市と締結した。同社が愛知県内の自治体と同様の協定を結ぶのは、岡崎市と知立市、安城市に続き4例目。
供給するガスは、製造に至る工程で発生したCO2を、CO2クレジットで相殺(カーボンオフセット)したもの。4月から、市役所庁舎と市民病院、全小中学校など20施設へ供給する。CO2削減量は、みよし市の公共施設で発生するCO2の約4割に当たる2300dを見込む。
東邦ガスによると、医療施設や市内の全小中学校を対象とした、カーボンニュートラル化したガスの供給は初という。
提供:建通新聞社