日本工業経済新聞社(埼玉)
2023/04/03
【埼玉】県建設業協会 大野氏に知事選出馬を要請
埼玉県建設業協会(伊田登喜三郎会長)は30日、県庁へ大野元裕知事を訪問し、8月30日に任期満了を迎える埼玉県知事選挙に2期目の出馬を要請した。
当日は、伊田会長、星野博之常任顧問、古郡一成顧問、小川貢三郎副会長、島村健副会長、磯田和彦専務理事が出席。伊田会長は「大野知事は就任以来、日本一暮らしやすい埼玉実現に向けて、大変な努力をされてこられた。特にコロナ対策や激甚化する自然災害への対応は、日本一の対応をしていただいた。また、国土強靱化をはじめ、建設行政にも深いご理解を賜り本当にありがたい」と高く評価。続けて「引き続き埼玉県政を担っていただきたい」と述べ、今夏の知事選挙への出馬を要請した。
要請書を受け取った大野知事は「過分なご評価をいただき、大変恐縮している。建設業者の皆さまには就任以来、豚コレラや台風19号、新型コロナウイルスなどに対し、いろいろな形で迅速に対応いただいた。お支えいただいた皆様の要請を重く受け止める」と応じた。続けて「今後、ポストコロナの経済のためにも、県経済を支える公共投資、将来に向けて未来の子供たちに残す公共投資は重要だ。未来への責任を真剣に考えていきたい」との考えを示した。