県土整備部は1日、6000万円以上の大型工事や特定工種を発注する際に参考とする「入札応募条件表」を更新した。新格付けに合わせて見直しており、今回の条件表は23・24年度に発注する建設工事に活用する。
客観点数Pに主観点数を加えた格付け点数は、全体的に上昇してきており、土木一般A級2社JV(2億円以上)の代表者になれる格付け点数は1260点から1280点に引き上げ。このほか建築一般A級3社JV(6億円以上)の代表者は、格付け点数1330点から1350点に見直した。
主な工種と金額帯の条件は次の通り。
▼土木一般=2億円以上WTO対象額未満=A級2社JV=代表者の格付け点数1280点以上(上位34社)
▼建築一般=3億円以上6億円未満=A級2社JV=代表者の格付け点数1310点以上(上位17社)、6億円以上=A級3社JV=代表者の格付け点数1350点以上(上位10社)
▼電気工事=1・5億円以上5億円未満=A級2社JV=代表者の格付け点数1120点以上(上位17社)
▼管工事=1・5億円以上5億円未満=A級2社JV=代表者の格付け点数1200点以上(上位10社)
日刊建設工業新聞