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日本工業経済新聞社(群馬)
2023/03/31

【群馬】桐生市は総合教育センターの整備など進捗

桐生市は新庁舎建設を進めており、それに伴い、教育委員会などの機能を集約する(仮称)総合教育センターの整備および水道局の移転先整備に着手する。同センターは旧西中学校を活用して実施。整備事業費として1億9224万円を計上している。解体工事は5〜6月ごろを予定。水道局の移転先となる旧昭和小学校では、改修に向けた設計業務を計画しており、業務委託料として920万7000円を計上している。
(仮称)総合教育センターは教育委員会事務局と教育研究所などの既存教育施設を集約し、教職員研修機能や不登校の生徒に対する指導対策、教育相談体制などのさらなる充実を図る施設とする方針。
23年度は引き続き設計業務を進めるほか、建物の解体工事などに着手する計画。解体工事費として1億3750万円を計上している。整備先の旧西中学校(小曽根町3−30)は3棟の校舎棟で構成されており、校舎1はRC造3階建て、延べ床面積2163u。校舎2はS造4階建て、校舎3は3331u、RC造4階建て、2069u。解体対象は校舎1のほか、校舎および体育館、プールなどの解体工事などを含む。
現在、設計を群馬県建築設計センター(前橋市)が進めており、8月中旬には実施設計業務まで完了させる。設計は増築および改修内容の詳細、校舎および体育館、プールなどの解体工事などを含む。解体工事も並行して進めるため、5〜6月ごろに着手し、増築改修工事開始などについては年末から24年年明けを想定している。改修内容は校舎の現状把握などをした上で決定するため、これからの検討となる。総合教育センターは本庁舎完成のタイミングでの供用開始を目指して整備を進める。
水道局は旧昭和小学校(美原町2−5)で整備を行う。旧昭和小はRC造3階建て、6394uの規模となる。こちらも本庁舎の完成のタイミングから供用開始が求められる。23年度内に設計業務をまとめ、改修の方針などを練り、最短で24年度からの工事発注が見込まれる。