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　長浜市、米原市で構成される長浜水道企業団は、地域水道ビジョンに基づき、水道事業の統廃合や再編を進めていき、老朽化した水道管路の更新を計画的に進めていく23年度予算案を決定した。
　主な事業内容は、企業団水道事業では、継続事業として八条山第3配水池への送水管布設替工事を行うほか、同配水池設置のための設計業務の委託ならびに下坂浜浄水場の計装機器、ろ過池制御盤の更新に4億0362万2500円を計上。びわ上水道事業は、下坂浜浄水場から受水するため、落合配水場改良工事の設計委託および配水管布設替工事を実施するため4317万5000円を予算化。浅井上水道事業は、高山浄水場の強化を図るほか、老朽化した七尾高区中継ポンプ場を改修。また、継続事業として水道管の布設替工事を行う。湖北簡易水道事業は、継続事業として配管の設計業務委託、布設替工事および舗装復旧工事を予定。高月上水道事業は、地域水道ビジョンに基づく統廃合を進めるため、新浄水場の設計業務の委託および高月浄水場へ接続するための配管工事を実施するため4億1861万3000円を盛り込んだ。余呉木之本簡易水道事業は、昨年8月の豪雨災害の復旧工事や八戸配水池廃止に伴う配管整備により、踏切横断箇所布設替えのための配水管布設替工事および舗装復旧工事を行うため、3億2839万円を計上。

提供：滋賀産業新聞