富山県厚生農業協同組合連合会らの臨時総会は30日、富山市の農協会館で開催され、2023年度の事業計画などを決めた=写真。
JA富山厚生連の事業方針には、高岡病院中央診療棟の改築・改修について、狭隘で老朽化している手術室等の整備を行うため、具体的検討に取り組むことが盛り込まれた。以下、固定資産の取得計画の主な内容。
【高岡病院】
▽中央診療棟・東診療棟トイレ改修他 2億9100万円
▽駐車場外壁フェンス修繕他 2600万円
▽医療器械備品等の整備 3億9800万円
【滑川病院】
▽病棟西側・中央棟外壁改修工事 7080万円
▽診療病棟ビルマルチエアコン工事1期他 2億792万円
▽第2駐車場車止め、白線補修工事 95万円
▽医療器械備品等の整備 2億6100万円
【健康管理センター】
▽高岡 検診機器の整備 4775万円
▽滑川 検診機器の整備 3300万円
【本所】
▽出退勤管理システム 7500万円
この日は県農業協同組合中央会、県農業信用基金協会などの臨時総会も開かれた。
開会にあたり、JA中央会の伊藤孝邦代表理事会長が、「食料安全保障の観点から、持続可能な農業の実現が急務。国では食料・農業・農村基本法の検証・見直しが図られており、6月ごろには中間取りまとめが出てくる」とあいさつ。来賓を代表し、新田八朗知事と渡辺守人県議会議長が祝辞を述べた。山田俊男参議院議員のメッセージも披露された。