富山駅周辺地区土地区画整理審議会の第18回会合が29日、富山市役所で開かれ、富山駅周辺整備の概要やスケジュールが報告された=写真。
全体スケジュールによると、県施行の富山地鉄本線高架化を含む富山駅付近連続立体交差事業が2026年度に、都市計画道路牛島蜷川線が23年度に完了予定。市は23年度、高架化後に整備する都市計画道路富山駅横断東線電線共同溝の設計、交通環境検討、東口から富山駅横断東線に続くシェルターの整備、高架下に移転する自転車駐車場設計に取り組む。
周辺施設としてオーバードホール・中ホールが7月に供用開始、隣接するDタワーが来年3月開業、富山ターミナルビルがあいの風とやま鉄道本社西側で開発する商業施設が24年春開業を予定することも報告され、市は「駅西に人の流れができることが予想される。地鉄本線高架化後も土地区画整理事業を推進していきたい」と述べた。