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　高山市は、ＪＲ高山駅西地区にある市民文化会館などの再整備に向けた基本計画を策定する。そのための予算として２０２３年度当初予算に調査委託費１６００万円を計上した。業務は、23年度第１四半期にも委託する予定だ。
　計画の名称は、複合・多機能施設整備基本計画。民間事業者への聞き取りを行いながら、具体的な機能や規模、配置、従来方式やＰＰＰ方式といった事業の実施方法、今後のスケジュールなどを盛り込んだ計画を策定する。
　市が示している方向性では、市民文化会館と公民館は老朽化、非構造部材の耐震化の必要などがあるため再整備を計画。総合福祉センターは、再整備を基本としているが補助金の処分制限期間など条件があるため改修による再活用も検討している。
　この他、勤労青少年センターや女性青少年会館なども含めた機能の複合化も視野に入れている。
　市は今後、市民と官民が連携した整備と運営・管理の検討を進めるために協議会を立ち上げる方針だ。
提供：建通新聞社