建通新聞社
2023/03/27
【大阪】大阪市 保健所庁舎整備を8月公告
大阪市は、保健所庁舎を整備するためのヴィアーレ大阪改修工事を8月にも公告する。12月に着工し、2025年3月に感染症対策の中枢部門を先行移転し、25年度内に全体の供用を開始する。23年度当初予算には実施設計・改修工事費として1億3000万円を計上した。
事業では、ヴィアーレ大阪(鉄骨鉄筋コンクリート造地下3階地上15階建て、大阪市中央区安土町3ノ10ノ1他)の1〜7階を改修して、保健所を整備する。事務所等面積は約5500平方b、共用廊下等面積は約3500平方bを想定。
事務所等面積の内訳は、通常の保健所機能約1900平方b、書庫などの共有部約1300平方b、感染症対策執務スペース約2300平方b。
改修内容は▽壁・床・天井の改修(撤去含む)▽耐震天井の新設▽4階ホール舞台機構の撤去・新設▽空調・換気設備の撤去、新設▽給排水衛生設備の撤去、新設▽非常用発電設備の新設▽照明等各種電気設備・防災設備の改修▽エレベータ基盤改修▽ガス式空調機の改修―など。
改修工事費に26億6700万円、設計費・工事監理費などに1億8700万円を見込む。設計は昭和設計が担当。