産業用ロボットシステム事業を手掛ける豊電子工業(刈谷市一ツ木町5ノ12ノ9)は、電気自動車(EV)用電池などのリーク検査分野に参入するべく、専業メーカーのマルナカ(豊明市)を傘下に入れ、自社駐車場敷地に新工場を建設する。
EV化の進展による需要拡大を見越した新工場となり、3月末にマルナカの株式を取得、資本参加し、今後はグループで営業強化を行う。
検査装置用の新工場は、本社・第1工場・第2工場から徒歩圏内にある敷地面積1910平方bの社員用駐車場に建設。建屋は鉄骨造2階建て延べ1144平方bで総工費は7億円。5月の着工と11月末の完成、年内の稼働開始を見込む。
施工は近藤組(刈谷市)、設計は丹羽英二建築事務所(名古屋市中区)が担当している。
提供:建通新聞社