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　上越市は２０２３年度、雪国文化村リゾート推進事業におけるキューピットバレイスキー場の新第２リフト建設事業に着手する。総事業費は１５億３４５０万円（税込み）。当初予算案には限度額９億２０７０万円の債務負担行為（２３−２５年度）を設定した。ＤＢ方式を採用し、４月にも総合評価落札方式の一般競争入札で公告する。
　休止中となっているゴンドラおよび第４ペアリフトを今後も供用再開せず、第２クワッドリフトを更新・延伸する。これにより、ゴンドラを含め５本あるリフトが３本に減り、運行コストが軽減されるほか、部品の汎用性を高めることで現在の第２クワッドリフトよりも維持管理費を抑えられる。また、ゲレンデの利便性・効率性と魅力度の向上、一般財源の圧縮などの効果も期待できる。
　新第２リフトの主な仕様は、リフト長１６００メートル（現状１０００メートル）、索道方式は単線自動循環式高速リフト、搬器定員は４人以上（現状４人）となる。スケジュールは、市議会９月定例会で請負契約の承認を得て、１０月に着工（積雪期は工事を中止）、２５年度まで施工（２４年度に既存第２クワッドリフトを撤去。また、２５年５月以降は制御装置などの残工事）。２５年１２月に供用開始する。