全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　氷見市は、リサイクルプラザ整備事業としてプラント設備の改修整備を計画している。プラスチックごみの一括回収への対応に合わせ、施設の長寿命化を図る。
　プラスチック資源循環促進法が２０２２年４月から施行されたことに伴う対応。２３年度当初予算に事業費９３５万円を新規計上し、基本設計に着手する。
　基本設計では、各設備について現況の機能状況を調査した上で、更新が必要な範囲を確定させるとともに、プラごみ一括回収に対応したマテリアルリサイクル施設として現行施設の設備構成の見直しも含めた基本計画をまとめる。
　スケジュールによると、２４年度に実施設計を進めて２５年度に着工させる。２６年度までの２カ年継続で施工。２７年度からプラごみの一括回収をスタートさせる。
　リサイクルプラザ（新保）は、資源ごみを集積し、異物や汚物を除去選別し、圧縮成型したものを各リサイクル工場に出荷する中間処理施設。展示販売コーナーや研修室も備える。処理能力は１日（５時間稼働）あたり１５・９５トン。