射水市は20日、道の駅周辺エリア宿泊施設誘致事業(設置・運営)に係る公募型プロポーザルで実施要項を公表した。
参加資格は、SPC(特別目的会社)を含む単独の法人又は複数の法人で構成するグループ。参加表明書は4月28日まで、企画提案書は5月8日まで受け付ける。5月中旬に審査し、結果は下旬に通知される。協定締結は6〜7月で、締結から概ね3年以内の営業開始を求める。
基本条件によると、客室数は50室以上で、市の観光振興に寄与し、経済波及効果が見込まれる事業提案。任意提案により、宿泊施設以外の用途を同一建物内又は同一敷地内へ設置することも可能とする。
事業用地は、道の駅カモンパーク新湊西隣の鏡宮320−1ほかで、敷地面積約3000平方メートル。20年以上の定期借地権契約を締結する。貸付料は1平方メートルあたり、1200円/年以上。
周辺エリア整備では、昨年7〜8月にかけて対話(サウンディング)型市場調査を実施。市では、宿泊施設の誘致は可能と判断した。
なお、道の駅および新湊農村環境改善センターについては、民間活力の導入を前提とし、事業スキームを絞り込むための対話型市場調査を今後行う予定だ。整備は24年度から2年程度の期間が想定される。