県土整備部は17日、2023・24年度の建設工事入札参加資格者として県内846社を決定し、各社に認定通知した。「土木一般」「建築一般」など格付け7工種をランク付けするとともに、格付け外33工種の有資格者を決めた。(3、4面参照)
格付けは▼土木一般(A〜D)427社▼建築一般(A〜C)243社▼とび等一般(A、B)447社▼電気工事(A〜C)118社▼管工事(A〜C)213社▼アスファルト(A、B)65社▼造園工事(A、B)52社―をランク分け。
定数制のある土木一般A級100、土木一般B級140、建築一般A級35、アスファルトA級60―は維持し、技術者要件などを満たした点数上位から選定した。
土木一般A級は環境建設、柳田建設、中村建設(日野)、原明建設の4社が昇格。現在に比べて管内別では鳥取1減の32社、八頭11と中部18に増減はなく、米子2増1減の29社、日野2増の10社となった。
建築一般A級では、興洋工務店と山陰酸素工業の2社が昇格。電気工事A級は大洋工業、エレックス、境電工の3社、管工事A級にはオグラとセゾン空調の2社がそれぞれ加わった。
また、造園工事A級は浅中錦松園と椿造園の2社、アスファルトA級にはプロジェクトと豊建設が昇格した。
今回の認定業者は、4月1日以降に県が発注する工事から入札参加を認める。資格有効期間は25年3月31日まで。
次回の資格申請受け付けは4月3日から同28日まで。7月に追加認定する。
日刊建設工業新聞