糸魚川市は2023年度、かねてより計画する青海中学校校舎の大規模改修工事に係る基本設計に着手する。当初予算案に設計委託料1100万円を計上した。
20年度に実施する予定だったが、主に財源(国の補助金)確保の都合上、先送りとなっていたもの。発注時期については調整中だが、できるだけ早期の公告実施を目指すとしている。予定では24年度に実施設計を行い、25−26年度の2カ年での施工を見込む。ただし、工期は設計の成果などによって変更となる可能性もある。なお、校舎改修の概算事業費は約7億円(21年度時点)。
1987年の竣工以来、改修が行われていない青海中学校の校舎(RC造3階建て延べ7656平方メートル)、体育館(RC造2階建て延べ2366平方メートル)、柔剣道場(RC造2階建て延べ1489平方メートル)の長寿命化を図り、安全安心な教育環境を確保する計画。このうち、体育館については先行して改修工事(屋根=田辺建設、本体建築=山岸組、電気設備=田辺工業、機械設備=井上商会)を実施。柔剣道場についても将来的には改修を行う考えだ。