2022年度の二級建築士の免許証明書交付式が15日、挙行された。
合格した参加者約25人にむけ、建築士の仲間入りを祝福し、今後いっそうの活躍に期待した。
会場は、福井市御幸3丁目の県建設会館で行われた。
福井県建築士会の横山義博会長が挨拶。この中で、建築士の社会的な役割について、「憲法で建築設計の業務独占が許されているが、一方で大きな責任と、日々の研鑽が求められる」と指摘した。
合わせて、建築士会の、情報発信と、人的な交流を通し、活躍をサポートする存在価値も強調した。
このあと、横山会長から代表者に対し、免許証を手渡しした。続けて、全員にも送った。
行政からのお知らせとして、県土木部建築住宅課の高間英一建築環境グループ主任が、定期講習会の参加などを紹介した。
また、建築士会からのお知らせとして、鷲田裕之会員委員長が、会メンバーは老若男女が横一線で活躍し、気軽に相談もできるメリットを強調。一緒に成長していこうと、入会を呼びかけた。
式後には、同会場において、応急危険度判定士の講習会が開かれている。