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建設経済新聞社
2023/03/14

【京都】中央卸売市場第一市場の再整備 令和5年度に関連施設棟等解体 跡地に新青果棟T期を建設

 京都市は13日、下京区朱雀で進めている中央卸売市場第一市場の施設整備について、進捗状況と今後のスケジュールをまとめ明らかにした。
 施設整備の主な内容をまとめると、@新青果棟U期整備として、令和7〜8年度に青果3号棟解体、8年度に新青果棟U期に着工、10年度に新青果棟U期の完成を予定。
 A関連仮設店舗の設計・工事として、令和4年4月〜5年7月(改修工事完了後、随時仮移転[花屋町駐車場棟、仮設八坂棟、仮設綜合棟、関連12号棟])を実施。
 B新関連棟基本・実施設計を令和5〜6年度に行う。また令和5年度に関連10号棟・関連11号棟の解体等を行う。その後、6〜7年度に新関連棟に着工、7年度に新関連棟の完成を予定。
 C鮮魚冷蔵庫棟等解体工事を令和3年11月〜4年12月に実施。
 D花屋町通北側の関連5号棟・関連施設棟解体工事、新青果棟設備切回し工事を令和5年4月〜6年3月に予定(関連施設棟及び駐車場棟の耐火被覆(石綿含有建材)の撤去、関連5号棟の解体を行う関連施設棟ほか2棟耐火被覆撤去その他工事は3月10日開札でネクストワン−道原特定建設工事JVが落札)。その後、5年度に新青果棟T期に着工、7年度に新青果棟T期の完成を予定。
 E塩干冷蔵庫棟工事を令和3年10月〜4年12月に実施。
 F新水産棟見学エリア展示施工(令和5年4月1日供用開始予定)。新水産棟については、第T期が令和3年9月にオープン。第U期として塩干卸売場、塩干仲卸店舗、綜合店舗が令和5年3月22日にオープン予定。
 このほか、民間整備の賑わいゾーンは、水産事務所棟跡地において、潟Xターツコーポレーションと活用に係る基本協定書を平成29年10月に締結。その後、ホテルエミオン京都が令和2年7月に開業した。
 賑わいゾーンの南関連棟跡地については、中央倉庫鰍ニ令和元年8月に売買契約を締結(4億3000万円)。賑わい施設の工事は令和5年度に事業着手、7年度の開業を予定。なお中央倉庫は南関連棟跡地に隣接する自社所有地を活用し、ホテル「京都 梅小路 花伝抄」を令和4年6月に開業した。