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　大阪府と大阪市は、大阪・関西万博「空飛ぶクルマ」会場外ポート候補地として大阪港地区、大阪城東部地区、桜島地区の３地区を決定した。このうち、大阪港地区、大阪城東部地区のポート整備事業者を大阪市が夏ごろ募集する予定だ。桜島地区については、現在大阪府都市整備推進センターが公募する水辺にぎわいづくり事業者がポート事業者を公募するとみられる。
　候補地の場所と面積は▽大阪港地区・中央突堤（大阪市港区海岸通１丁目、面積約１万平方�b）▽大阪城東部地区・森之宮（大阪市城東区森之宮１丁目、面積約１万２０００平方�b）▽桜島地区・ＵＳＪ南部（大阪市此花区桜島１丁目）―の３地区。
　選定にあたり、▽運航事業者からの利活用ニーズが見込める▽法令において設置することに決定的な制約がない▽観光ポテンシャルがある地域―といった会場外ポート設置に求められる条件を踏まえて決めた。３地区を大阪の候補地として先行的に検討し、今後３地区と関西国際空港以外の候補地を検討する。
　２０２５年日本国際博覧会協会は、空飛ぶクルマの会場内ポート運営者としてオリックス、運航事業者としてＡＮＡホールディングス・Ｊｏｂｙ　Ａｖｉａｔｉｏｎ　Ｉｎｃ．、日本航空、丸紅、ＳｋｙＤｒｉｖｅを選定した。