相模原市は、橋本駅周辺整備推進事業で橋本駅南口地区土地区画整理事業と都市計画道路の都市計画決定を3月7日に告示した。リニアまちづくり関連推進事業では2023年度当初予算案に4億7332万円を計上。事業認可に向けた取り組みと並行し、区域内の測量や大西大通り線の設計などを進める。
橋本駅周辺整備推進事業は、リニア中央新幹線の開業を見据え、土地区画整理事業や街路事業、自由通路整備を実施する。概算事業費は約538億円。
土地区画整理の区域面積は、駅南口周辺の旧相原高校跡地などを含む約13・7f。UR施行を予定している。概算事業費は207億円。23年度は事業計画の策定に向けた調査設計などを進める。
都市計画道路は、橋本駅南口駅前通り線と大西大通り線の2路線を都市計画決定、橋本駅東通り線と橋本駅西通り線、橋本駅氷川線、橋本相原線の4路線を都市計画変更した。
土地区画整理事業区域内の都市計画道路については、土地区画整理事業で整備。区域外は市が整備を進める。23年度は大西大通り線の詳細設計などを進める。
提供:建通新聞社