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　玉野市は、庁舎整備事業の一環として旧消防本部を改修する。２０２３年度当初予算案に改修費を計上、早ければ４月中にも設計、アスベスト調査をそれぞれ指名競争入札で委託する。上期中に設計完了後、第３四半期に指名競争入札で改修工事を発注する予定。
　旧消防本部は、玉野市宇野１ノ27ノ１の市庁舎と同一敷地内にあり、規模は鉄筋コンクリート造３階建て延べ約１４８６平方�b。１９７２年２月に建設、２００８年12月に耐震化工事を行った建物。現在の消防本部は移転新築が完了し、旧消防本部は庁舎整備の機会に有効利用するため改修、倉庫として再利用する。
　改修内容は、雨漏り対策工、防火扉や低圧引き込み設備工などを行い、最小限の改修内容とする方針。
　当初予算案には改修設計委託料５６４万３０００円、改修工事請負費４３９６万１０００円を計上している。
　なお、庁舎整備事業は、公募型プロポーザルで設計施工一括発注方式により事業者の選定手続きを進め、参加表明書提出や技術対話申込書提出を終えた段階。今後、４月中旬に技術提案書提出、５月のプレゼンテーションを経て同月中に請負企業が決定する。

「提供:建通新聞社」