魚沼市は内水対策事業費として、2023年度当初予算案に継続費15億3060万円(23−24年度)を設定した。
25年度の完成を目指す四日町排水ポンプ場において、ポンプ設備の機械・電気工事に着手する。早ければ新年度早々にも公告し、市議会6月定例会に請負承認を諮る考え。着工後2カ年での施工を予定。なお、22年度に発注した「建築・建築機械設備工事」「建築電気設備工事」も並行して進め、秋ごろの完了を目指す。
四日町および袖八川地区の内水対策として、豪雨時などに地盤の低い住宅地において発生する湛水を、安全に魚野川へと排水するための排水機場新設および排水ポンプの設置を行うもの。ポンプ場の規模はRC造2階建て延べ414・91平方メートル(建築面積266・75平方メートル)。また、処理能力は3・9トン/秒を想定。場所は四日町地区の魚野川と破間川の合流地点。
基本・実施設計は、中日本建設コンサルタント、土木工事は植木組・中元組・伊米ケ崎建設JV、建築・建築機械設備工事は植木組・中元組JV、建築電気設備工事は共成電氣工業が担当。