県土整備部は8日、2022年(1月〜12月末)に完了検査した土木系「測量等業務」の業務成績をまとめた。全体平均は91・4点で、過去最高だった昨年(91・6点)を0・2ポイント下回ったものの、90点台を維持した。
業務成績は各県土のほか、農林、建築、企業局など他部局の発注分も含めて集計。評定の対象となる予定価格100万円を超える業務は533件で、前年(532件)並みの件数だった。
うち土木コンの平均は91・0点となり、前年(91・4点)に比べて0・4ポイント下回った。各県土では、中部が91・4点と高く、以下鳥取91・1点、日野91・0点、米子90・3点、八頭89・6点と続いた。八頭の最低は4年連続。
また、補償コンの平均92・6点は、前年(91・6点)から1・0ポイント上昇。19年から4年連続して上昇した。
このほか業種別平均は▼測量91・4点(前年91・8点)▼地質調査91・9点(同92・9点)。
同部県土総務課は、会社個々の平均点をコンサルタント各社に通知しており、過去3年(20、21、22年)の平均点は、新年度の総合評価「会社業務成績」と指名競争の採点に活用する。
日刊建設工業新聞