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建通新聞社(岡山)
2023/03/06

【岡山】総社市 総社下水処理場 汚泥濃縮設備更新へ

  総社市は、2023年度当初予算案を公表、公営企業会計として下水道事業に34億3530万円、水道事業に29億6200万円、工業用水道事業に3770万円を計上した。中でも下水道では大規模工事となる総社下水処理場汚泥濃縮設備更新工事に着手する他、全体変更計画策定、雨水の浸水想定区域図策定、農業集落排水事業効果算定業務などを進める。
 総社下水処理場は、総社市三輪820の敷地約3・4fにある標準活性汚泥法による処理施設で、日量3万7900立方b(認可2万3100立方b)の能力があり、処理水は高梁川へ放流している。
 汚泥濃縮設備は、2台が稼働中で、このうち1台分を設備更新する。工事は上期中にも日本下水道事業団へ委託、同事業団から工事発注する見通し。費用は10億4000万円を見込み、このうち当初予算分が2億2000万円、残る8億2000万円を債務負担行為として設定。2024年度の完成を目指す。
 公営企業会計の建設関連事業の詳細は次の通り。(単位・万円)
=公営企業会計=
 【水道事業】▽収益的支出配水給水施設修繕待機および漏水調査7118▽資本的支出配水管敷設建設改良工事12億0700▽同測量設計1億0259
 【下水道事業】▽収益的支出管路更生工事1700▽同家屋事前調査他4878▽同処理場修繕2526▽資本的支出建設改良管渠工事(都市下水路改良、取り付け桝設置工事他)1億3000▽同測量設計500▽同ポンプ場修繕1030▽同処理場修繕1800▽同処理場改築工事委託3億0900▽総社下水処理場汚泥濃縮設備更新工事債務負担行為(23〜24年度)限度額8億2000▽予備費1481

提供:建通新聞社