長岡市は2023年度、栃尾支所庁舎移転事業に新規着手する。当初予算案には2カ年の継続費として5億1500万円を設定した。
入札については建築および電気設備、機械設備の3分割となるもようで、早ければ6月議会で工事請負承認を諮りたい考えだ。
栃尾地域交流拠点施設トチオーレへの機能移転により廃止となった栃尾文化センターを改修するほか、エレベータ棟(30平方メートル程度、9人乗り以上)を増築する。工事概要は建築(内装、EV棟増築、外構)、電気設備(照明LED化、受変電、非常用発電機、防災行政無線など)、機械設備(空調、給排水など)などで、施設規模はRC造3階建て延べ2843・81平方メートルと、栃尾体育館の一部。場所は中央公園地内。なお、隣接する栃尾市民会館跡地については来訪者や、トチオーレ利用者の駐車場として活用する。24年度前半の供用開始を目指す。
継続費の年割額は23年度が3億2960万円、24年度は1億8540万円となっている。
実施設計は、長岡市建築設計協同組合が担当しており、22年度末の完了予定。