米子―境港間高規格道路の早期事業化に向けて、平井伸治知事は開会中の2月定例会本会議で「市町村と議会筋、経済界と一緒になって運動を強めていきたい」と述べ、国への要望活動を強化する考えを示した。
他方、市街地を通過するルートや財源を理由に「国の方が極めて慎重になっているところがある」とし、当面は事業凍結(米子―米子北間)の解除を求めていくと説明した。
米子―境港間については今年度、斉藤鉄夫国交大臣や政務官、技監らに要望活動を展開。平井知事は「可能であれば、今年度ないしは来年度の早いうちに一定の進展が見られるようにしたい」と述べ、引き続き働きかけを強める意向を示した。
自民党浜田一哉議員の一般質問に答えた。
10日には米子と境港、日吉津の3市村議会議員による議員連盟が発足する。
日刊建設工業新聞