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西日本建設新聞社
2023/03/06
【熊本】熊本天草幹線道路「本渡道路」が開通 渋滞緩和や産業発展に期待
90分構想の実現に向け、熊本県が2013年度から整備を進めてきた熊本天草幹線道路「本渡道路」が供用開始した。2月25日、天草市民センターであった開通式典には、国や県をはじめ、沿線市町や施工関係者など約150人が参加。長年の悲願だった「命の道」の完成を盛大に祝った。
天草市港町の本渡港ＩＣ（本渡南地区コミュニティセンター近く）から同志柿町の瀬戸ＩＣ（天草とれたて市場近く）までを結ぶ延長1・3㌔、幅員10・5㍍（橋梁部9・5㍍）の地域高規格道路。17年10月に、主要構造物「天草未来大橋」の建設に着手し、約5年半の工事期間を経て完成した。総事業費は203億円。
式典では、田嶋徹副知事が「90分構想の実現に向けた大きな一歩。交通渋滞の緩和や災害時の代替路確保など、地域の皆様の安心安全な暮らしや、天草地域の更なる発展に繋がると信じている」と蒲島郁夫知事のメッセージを代読。
主催者を代表して、馬場昭治天草市長が「島民にとって真に必要な〝命の道〟であることは言うまでもない。完成を契機として、近隣自治体との連携を更に深めながら、天草の魅力発信に力を入れていく」と喜びの声を上げた。
来賓からは金子恭之衆議、丹羽克彦国土交通省道路局長、池田和貴県議（県議会議長代理）が祝辞。
丹羽局長は、熊本天草幹線道路について「熊本県区間に対して最大限の支援を行っていくとともに、直轄区間についても、県と連携して全力で取り組んでいく」と話し、一日も早い全線開通に向けて尽力していくことを誓った。
式典後は道路に移動し、鋏入れ式やくす玉開き、通り初めを実施。天草拓心高校郷土芸能部による天草ハイヤ節が披露されたほか、地元園児やくまモンも駆けつけ、式典に花を添えた。
提供：西日本建設新聞社
公式フェイスブックページ：「記者 建設探訪」
天草市港町の本渡港ＩＣ（本渡南地区コミュニティセンター近く）から同志柿町の瀬戸ＩＣ（天草とれたて市場近く）までを結ぶ延長1・3㌔、幅員10・5㍍（橋梁部9・5㍍）の地域高規格道路。17年10月に、主要構造物「天草未来大橋」の建設に着手し、約5年半の工事期間を経て完成した。総事業費は203億円。
式典では、田嶋徹副知事が「90分構想の実現に向けた大きな一歩。交通渋滞の緩和や災害時の代替路確保など、地域の皆様の安心安全な暮らしや、天草地域の更なる発展に繋がると信じている」と蒲島郁夫知事のメッセージを代読。
主催者を代表して、馬場昭治天草市長が「島民にとって真に必要な〝命の道〟であることは言うまでもない。完成を契機として、近隣自治体との連携を更に深めながら、天草の魅力発信に力を入れていく」と喜びの声を上げた。
来賓からは金子恭之衆議、丹羽克彦国土交通省道路局長、池田和貴県議（県議会議長代理）が祝辞。
丹羽局長は、熊本天草幹線道路について「熊本県区間に対して最大限の支援を行っていくとともに、直轄区間についても、県と連携して全力で取り組んでいく」と話し、一日も早い全線開通に向けて尽力していくことを誓った。
式典後は道路に移動し、鋏入れ式やくす玉開き、通り初めを実施。天草拓心高校郷土芸能部による天草ハイヤ節が披露されたほか、地元園児やくまモンも駆けつけ、式典に花を添えた。
提供：西日本建設新聞社
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