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建通新聞社
2023/03/06

【大阪】豊中市西谷住宅建替 7月中旬にプロポ公告

 豊中市は、ビルド・トランスファー方式を採用する「豊中市営西谷住宅建替事業」の公募型プロポーザルを7月中旬に公告する。総戸数150戸の住棟を設計・施工し、入居者移転を支援する。要求水準書案を5月下旬に公開し、応募書類を9月上旬から10月上旬、提案書類を10月下旬に受け付け、優先交渉権者を12月に決定する。
 市が公表した実施方針によると、1DKを68戸、2DKを68戸、3DKを14戸整備する計画で、住棟の5〜10棟を1〜4棟を含む敷地に建て替えて余剰地に民間施設などを設ける。応募できるのは設計企業と建設企業、工事監理企業、入居者移転支援業務企業、用地活用企業で構成するグループ。事業期間は2024年3月から32年3月までを想定。
 既存施設の規模は、1〜4棟がコンクリートブロック造2階建て延べ259平方b、5〜7棟が鉄筋コンクリート造4階建て延べ1329平方b、8、9棟が鉄筋コンクリート造5階建て延べ1582平方b、10棟が鉄筋コンクリート造5階建て延べ1729平方b。対象地は東豊中5ノ151ノ1、2、40、41(地番)の敷地面積約1万4500平方b。
 建て替え事業に係るアドバイザリー業務は、地域経済研究所(大阪市中央区)が担当。
 西谷住宅は、1963年に建設しており豊中市営住宅長寿命化計画の期間中に耐用年限を迎える。エレベーター設置によるバリアフリー化や建物・設備面の老朽化に伴う更新が必要なことから建て替える。現在の管理戸数は240戸だが、入居者数を踏まえて150戸の整備を予定する。