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　梼原町は雲の上のホテル・レストランの建て替えや道の駅の再整備などを盛り込んだ「太郎川公園再生基本構想」をまとめた。ホテル・レストランの建築に12億円（他に外構など５億円）、道の駅整備に６億円を想定する内容で、６月に基本計画を策定した後、９月補正で基本・実施設計委託料を計上する予定。２０２５〜26年度に建築工事を進め、27年７月のオープンを目指す。
　ホテル・レストランの規模は延べ床面積１０２０平方�bを想定。ホテルには客室12室とヴィラ５棟を設け、定員44人とし、段階的な拡張も視野に入れる。レストランには12席を設置する内容としている。道の駅の規模は延べ床面積８００平方�b（うち市場３００平方�b）を想定している。設計は隈研吾建築都市設計事務所（東京都港区）に委託する方針。
　町では３月10日まで一般からの意見を募集し、これを踏まえ基本計画の策定を進める。
　雲の上のホテル・レストランをめぐっては、５階建てで42室を配置するホテルや40〜50人が収容できるレストランの建設を計画していたが、建設資材高騰などの影響で事業費が大幅に増加することが分かり、計画の見直しを進めている。
提供：建通新聞社