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　高松市は２０２３年度の当初予算案をまとめた。一般会計の総額は前年度比３・１％増の１６８９億円を計上。このうち投資的経費には37・９％増の１８２億円を盛り込み、新規事業として太田小学校改築に伴う基本設計、扇町と太田保育所大規模改修に伴う実施設計などの他、盛土安全対策事業に伴う基礎調査、地理空間データ基盤整備事業に着手する。継続事業の田井・大町地区幼保一体化施設整備、温泉を生かした塩江地域観光振興事業、小・中学校施設老朽化対策事業、高松市文化芸術ホール改修事業などに伴う工事費などを計上している。
　４月23日の市長選挙を控え骨格編成だが、第４期まちづくり戦略計画にある重点事業を着実に推進し喫緊の行政課題に対応するため過去最大の予算規模とした。
　主な建設関連は、保育所・幼稚園等施設整備事業に４億９４００万円、放課後児童クラブ事業に11億４１７３万円、小中学校施設老朽化対策事業に19億６４９１万円、高松第一高等学校校舎改築事業に24億１５３５万円を計上。文化芸術ホール改修事業に38億７１１７万円、温泉を生かした塩江地域の観光振興事業に11億３３７２万円、橋梁改築修繕と道路橋梁維持管理事業などに11億３４９２万円、卸売市場整備事業に11億５２９４万円を充てる。
　また、下水道事業会計の総額は５・３％増の２１０億４３７０万円を計上し、日新ポンプ場建設や雨水管渠整備、管更生等工事、東部下水処理場施設改築工事などを進める。
提供：建通新聞社