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建通新聞社
2023/03/02

【大阪】茨木市 茨木市駅西口周辺整備 市場調査へ 

 茨木市は、阪急茨木市駅西口駅前周辺の再整備について、現在権利者の阪急茨木駅前ソシオ管理組合との間で検討を進めている。このほど、再整備後の施設建築物の所有・運営に関するサウンディング型市場調査を実施することとし、商業床(約3000平方b以上)の所有・運営実績がある民間事業者やNPO法人、複数の法人で構成するグループなどを対象に3月10日まで参加を受け付ける。実施結果は4月下旬に公表する。
 面積約1・6fの再整備検討区域は、敷地面積3963平方bの茨木ビル、敷地面積1417平方bの永代ビル、交通広場で構成。用途地域は商業地域(建ぺい率80%、容積率600%)。
 調査内容は、▽阪急茨木市駅周辺の立地特性▽商業施設の所有・運営意欲▽希望する所有・運営形態▽取得費用の目安▽施設の規模や業態のイメージ▽オープンスペースや設えなどの工夫―など。
 茨木ビル・永代ビルを所有するソシオ管理組合は、今回の結果を反映した再整備のモデルケースを基に、6月に開く管理組合総会で今後の方向性を決める。市が22年11〜12月に作成したモデルケース(たたき案)の施設イメージには、茨木ビル用地に3階建ての商業棟、永代ビル用地に13階建ての商業+住宅棟を配置する計画案を示している。