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　東秩父村（足立理助村長）は２０２３年度当初予算案を公表した。一般会計総額は前年度比４・６％増となる20億８８００万円、普通建設事業費に関しては前年度比94・７％増の１億２６８０万円と大幅に増額した。23年度早々に委託を予定する新庁舎設計・監理業務の費用として、27年度までを期間とする債務負担行為９４００万円を設定するなど、新庁舎整備に向けた予算措置が相次いだ。
　村役場庁舎をコミュニティセンターやまなみ（御堂６３９）と複合化し、再整備する。債務負担行為のうち、23年度の負担分は３７０６万円となっている。
　22年度内の策定を目指し、事業の基本構想を作成している段階。議会承認が得られた場合、４月初旬にも基本・実施設計と工事監理を一括委託する公募型プロポーザルを公告したい考え。庁舎建設には25年度から着手し、27年度以降の供用開始を目指す。
　予定地には現庁舎敷地（御堂６３４）を含む約９４４６�uを充てる。新施設は総延べ床面積２２００�u程度の規模を見込む。
　このほか、新庁舎関連事業では用地測量委託４９５万９０００円、アスベスト含有調査委託２５８万５０００円などを計上した。
　企業・特別会計を合わせた予算総額は、前年度比４・２％増の33億１１９２万７０００円となる見通し。