米子市錦町3丁目で計画される西保育園とねむの木保育園の統合建て替えについて、市は2023年度一般会計当初予算案で、設計委託料3700万円を措置する。予定する26年4月の開所に向け、10月ごろから設計に取り掛かる考え。
開会中の3月定例市議会に提出した予算案に、委託料として、地質調査業務に880万円、解体設計業務に230万円を計上。基本・実施設計業務には23年度の1110万円に加え、24年度分の2590万円を債務負担行為として設定した。
地質調査は年度当初、解体設計は年度後半に発注する見通し。基本・実施設計は1本にまとめ、10月ごろから1年程度を履行期間とする予定で、事業者選定にあたり、プロポーザル方式を採用するかは検討中という。
統合園は、解体する西保育園敷地内に建設し、定員120人を予定。敷地の状況を踏まえ、2階建てとなるもよう。幼保連携型認定こども園とし、医療的ケア児の受け入れのための基幹施設とする計画で、現在の西の定員数は120人、ねむの木は58人。
日刊建設工業新聞