船橋市は、浜町2丁目の市有地活用事業に係るサウンディング型市場調査を実施する。「みなと拠点施設」の整備に伴い、民間事業者が持つノウハウやアイデアなどを積極的に活用し、事業計画の立案に役立てる。7日から14日まで参加申込書、22日から29日までヒアリングシートの提出を受け付け、4月中旬にサウンディングを実施。5月中旬に結果を公表する。
市有地は、浜町2―1―19の敷地面積4054uに所在。商業地域に該当し、建蔽率80%、容積率400%。2014年度に策定した「臨海部の回遊性創出に向けた基本構想」において、みなと拠点施設の整備を位置付けており、臨海部のにぎわい創出機能、市のPR機能、交通拠点機能などの付与を例示しているほか、海に近接している立地特性を生かした施設整備を検討することとした。
敷地内には、軽量S造平屋建て・床面積176uの車庫と、撤去済み施設のコンクリート柱およびコンクリート基礎が残存しており、民間事業による撤去を予定。
市有地東側のJR南船橋駅周辺では、21年度からJR南船橋駅南口市有地活用事業の工事に着手しており、官民連携事業による開発が進められている。