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日本工業経済新聞社(群馬)
2023/02/28

【群馬】大泉町は2023年度当初予算案明らかに

大泉町(村山俊明町長)は2月28日、2023年度当初予算案を明らかにした。西小学校校舎は改修工事に着手、23年度は4億549万6000円の工事費を計上。2カ年で工事を行う予定となる。建て替えを行う新庁舎整備事業は1億9289万5000円を充て、基本設計および実施設計を進める。新規事業としては、新産業団地造成事業を掲げており、設計業務などを進める方針としている。
一般会計予算は139億7200万円とした。前年度と比べ3億9500万円、2・7%減少している。普通建設事業費は14億389万4000円で、同比60・7%と大幅なマイナスとなった。構成比は10%。
西小学校(古氷106−1)は長寿命化に向けた改修工事を実施。22年度は設計業務をサン設計事務所(高崎市)が手掛けた。同校は1年生が使用している南校舎(RC造平屋)と2〜6年生が使用している北校舎(RC造2階建て)で構成。延べ床面積は合わせて7000u程度となる。体育館などは今回の改修工事には含まない。校舎は1972年に竣工。複数回、増築を行っており、78年に普通教室10室、特別教室1室を増築している。87年には普通教室棟などで改修工事を行っている。
新庁舎整備事業は庁舎北側に位置する三洋電機運動場および駐車場で計画。概算事業費の本体工事費は51・5億円で全体事業費は70億円としている。構造は3階または4階とし、延べ床面積は7200uを想定する。庁舎建設基本設計および実施設計業務を公募型プロポーザルで募集し、桂設計(東京都新宿区)を最優秀者として特定している。
新産業団地造成事業は北小泉、城之内、上小泉地区で冠水対策などの検討を進める。2379万3000円を計上し、基本設計業務などを計画する。
水害対策としては、七ケ村用水路改修工事費として、1億2541万6000円を充て、寄木戸地区および丘山地区で工事を行う。この他、雨水排水管渠整備工事を古氷地区で進め、工事費5317万円を確保している。
道路関連では◇道路維持事業=1億2663万6000円◇道路新設改良事業=1億887万2000円◇橋梁維持事業=4472万5000円◇小舞木寄木戸線事業=1743万3000円◇交通安全施設整備事業=1553万2000円−などを盛り込んだ。
この他、保育所等整備交付金補助事業とし、小規模保育園建設に対する施設整備費の補助金3091万4000円を計上している。