全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　坂戸、鶴ヶ島水道企業団（管理者・齊藤芳久鶴ヶ島市長）は２０２３年度当初予算を可決した。重要給水施設配水管の幹線管路更新事業へ２カ年継続費11億５８１４万８０００円を設定したほか、鶴ヶ島浄水場（脚折２０２３）の次亜塩素酸ナトリウム注入設備更新工事費に１億５９５４万６０００円を計上した。
　幹線管路更新事業は、口径３００�o以上の配水管を対象に過年度まで単年度事業で布設替工事を進めてきた。23年度は、工期が１年以上にわたる複数案件の事業費をまとめて継続費に設定した。
　鶴ヶ島浄水場では23年度内完工を目指し、次亜塩素酸ナトリウム設備の更新工を行う。同施設には次亜塩素酸ナトリウム注入機３基（１時間当たり１〜20L規模２基、同６L規模１基）が設置されており、貯蔵能力は最大１６００Ｌ程度の規模。
　予算における収益的支出は33億５５６１万９０００円（前年度比３・４％増）、資本的支出が18億３５８７万２０００円（同６・６％減）となった。