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　小松市は２０２３年度、末広町地内にある末広体育館（義経アリーナ）の大規模改修に着手する。当初予算案に３２００万円を計上。２５年度までの３カ年で事業を進捗させる方針で、新年度は実施設計に取り組む。
　小松運動公園のシンボルである同体育館は１９６３（昭和３８）年に建設され、築後６０年が経過している。施設規模はＳＲＣ造３階建て延べ約６７００平方メートル。
　計画によると、経年劣化に対応するため、主にアリーナの床改修や電気・排水設備の改修といったリニューアル整備を行う。さらに空調設備を新設し、施設機能の強化や安全性・利便性を向上させ、プロスポーツを誘致できる仕様にする。
　同体育館については、２０１２年度に耐震改修工事として屋根のＳ構造部の補強などのほか、今年度に照明のＬＥＤ化工事を行っているが、全体的に老朽化が進んでいる状況だ。