大垣市は2023年度の当初予算案を公表した。一般会計は2年連続となる前年度比4・3%増の619億5000万円。特別会計576億1100万円(前年度比14%増)、企業会計505億2500万円(同2・5増)を併せて市全体の当初予算案は過去最大規模だった17年度を超える1700億円8600万円となった。
2月20日に行われた会見で石田仁市長は、「選ばれるまち大垣」を掲げ、「安全で安心できるまちづくり」「希望あふれる活力あるまちづくり」「子育て日本一を実感できるまちづくり」の3つのプロジェクト推進を明言。水都再生プロジェクトや大垣西インターチェンジ周辺土地利用可能性調査事業、大垣公園および北公園の基本構想策定事業などに着手することを明らかにした。
建設関連事業としては、治水事業として6億7880万円を計上。排水機場改修事業の他、新たな事業としてに雨水管理総合計画策定に5000万円を付けた。また、橋梁耐震補強(3橋)などを含む道路安全対策事業には3億2450万円、総合福祉会館の改修などを含む公共施設長寿命化事業には6億2490万円、東地区センター改築事業には5億8900万円などを盛り込んだ。
提供:建通新聞社