三重県は、2023年度当初予算案に大台警察署庁舎整備や道路事業国道421号他123路線、治水ダム建設事業鳥羽河内ダムなど建設関連30事業を盛り込んだ債務負担行為を設定した。
建築関係では、大台警察署庁舎整備(期間24年度)に限度額21億0207万円、尾鷲警察署庁舎整備(同24年度)に6億3651万円を付けた。盲学校および聾学校校舎建築工事の木材調達業務委託(同23〜25年度)には3億4901万円、松阪あゆみ特別支援学校校舎増築設計業務委託(同24年度)に6902万円、国児学園寮舎建て替え工事(同24年度)に745万円を配分した。
土木関係で主なものを見ると、土地改良事業徳田地区他4地区(同24年度)に7億円、農地防災事業三雲南部地区他11地区(同24年度)に15億4500万円、治山事業東又谷地区他15地区(同24年度)に12億4750万円を充てた。水産基盤整備事業錦地区他9地区(同24年度)には9億円、公共土木施設流域分野維持管理事業維持修繕など(同24〜25年度)に29億2400万円、盛土等規制法に基づく基礎調査業務委託(同24年度)に6900万円を充当した。
道路事業国道421号他123路線(同24〜26年度)には183億7065万円、河川事業鍋田川他66河川(同24〜27年度)に92億7877万円、治水ダム建設事業鳥羽河内ダム(同24〜28年度)に87億円を付けた。砂防事業小滝川他99河川・地区(同24年度)に44億円、港湾・海岸事業城南第1地区海岸他34港湾・海岸事業(同24年度)に32億8000万円、街路事業桑部播磨線他5路線(同24年度)に5億6000万円、災害土木建設復旧事業(同24年度)に6億円を計上した。
設備関係で設定した1億円以上のものは、鈴鹿庁舎受変電設備および非常用発電設備改修工事(期間23〜24年度)に2億4600万円、尾鷲庁舎空調熱源改修工事(同24年度)に2億1477万円、人権センター高圧受変電設備更新修繕工事(同24年度)に1億1035万円、美術館受変電設備改修工事(同24〜25年度)に3億0553万円を充てた。
ネットワーク関係では防災通信ネットワーク(衛星系)整備工事(同23〜25年度)に23億5400万円、同工事監理業務委託に4056万円を設定した。
提供:建通新聞社