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　白山市は２１日、２０２３年度当初予算案を内示した。一般会計は前年度比２・７％減の５０７億２７００万円で、特別会計や事業会計を含めた予算総額は同０・８％減の８６６億３１５１万５０００円となった。（仮称）防災センター整備の関連事業費などが盛り込まれた。
　この日の記者会見で山田憲昭市長は、予算編成方針に言及。「もっと安全な地域。もっと安心の子育てに特に注力した」と説明した。本庁舎北側に増築する防災センターには当初予算案に４億１３９９万円を計上するとともに、２４・２５年度の債務負担行為として限度額１１億７４００万円を設定した。主な内容は次の通り。（新）は新規事業。
▽（新）親子ショートステイ施設整備事業費　３００万円　施設整備の調査
▽保育施設整備事業費　９７２４万１０００円　湊保育園の大規模改修
▽放課後児童クラブ施設整備事業費　２億５３５８万４０００円　広陽第４クラブの新築、松任トマト・ポテトクラブ改築
▽地域スポーツ施設充実事業費　３億１４６６万円　松任総合運動公園グラウンドの人工芝の全面張り替えなど
▽（新）白山ろく旧庁舎跡地の利活用事業費　１４７９万円
▽防災コミュニティセンター建設事業費　６億１２９５万８０００円　柏野地区、中奥地区
▽松任中川一政記念美術館の魅力向上事業費　１０３５万１０００円　基本設計
▽新工業団地整備事業費　１６億４２３０万６０００円　旭工業団地北部地区