建通新聞社
2023/02/21
【大阪】生野警察署新築工事基本設計プロポ公告
大阪府は、生野警察署新築工事基本設計の公募型プロポーザルを公告した。参加申し込みは2月28日または3月1日、提案書は3月17日にそれぞれ持参のみ受け付ける。ヒアリングを行い、3月29日に選定結果を通知する。委託上限額は5816万7000円。
参加条件は単体または2者で構成する設計JVとする。
新庁舎は鉄骨鉄筋コンクリート造または鉄筋コンクリート造、鉄骨造の7階建て延べ6612平方bを想定。庶務室、会議室、食堂、訓練室、機械室、留置施設、便所などを配置し、エレベーターを2〜3基設ける。建物のZEB化や内装木質化の提案も求める。
また、駐車場は屋根・壁付きの車庫とし、一般来庁者用16台以上、警察関係車両43台分、駐輪場は一般来庁者用20台、警察関係車両100台分を確保する。
基本設計の中で、設計条件、デザイン方針、建築計画、構造計画、設備計画、工程表、工事費概算などをまとめる。
想定事業費は約46億6000万円を見込む(このうち、建築工事費は約26億5000万円、設備工事費は約15億9000万円)。本体工事期間は26カ月。
建設地は生野区役所南側のもと生野区保健福祉センター跡地(勝山南3ノ40ノ75)。敷地面積は約2390平方b。現在の庁舎は鉄筋コンクリート造地下1階地上4階建て延べ3422平方b。
基本設計の履行期間は2024年2月13日まで。実施設計は基本設計者と随意契約するとみられる。23〜24年度に基本・実施設計、25〜27年度に建築工事、28年度に旧庁舎撤去工事を行う予定だ。
新築工事計画条件検討は浦野設計(愛知県名古屋市)が担当。