宝達志水町は、一般会計91億1200万円(前年度比21・9%増)の2023年度当初予算案を町議会に内示した。重点施策には、町内5小学校を2校に統合、改修する事業に債務負担行為を合わせ13億4302万9000円を配分したほか、宝達山頂休憩施設「山の龍宮城」移転整備などに1億2078万4000円を計上した。
統合小は押水第1、宝達小の2校を相見小に、樋川小を志雄小に再編。新校名はそれぞれ押水小、志桜(しお)小となり、25年4月の開校を目指す。債務負担には志桜小校内に「しお児童クラブ」を設置する事業費も配分された。
一般会計に4特別会計と3公営企業会計を合わせた予算総額は前年度比11・6%増の163億5473万1000円となった。
その他の重点施策は次の通り。
▽小学校跡地利用計画事業費 120万8000円 24年度末で閉校する押水第一、宝達、樋川小の跡地活用に向けた懇話会設置等
▽町民センター「アステラス」大規模改修に向けた建築・機械の実施設計 1948万1000円
▽道路整備事業費 6億5495万円 米出バイパス、町道田中出村坪山線ほか整備
▽町営住宅整備事業費 4746万円 細見団地建て替え実施設計等
▽生涯学習センター「さくらドーム21」改修計画策定等 2396万円
▽配水管布設替費 1億1400万円
▽公共下水道事業管路・施設更新対策事業費 1億1200万円