各務原市は、新特別支援学校整備事業の27億5438万円などを盛り込んだ2023年度当初予算案を公表した。一般会計は588億3000万円で、前年度比10・3%増となった。普通建設事業費は114億5594万円で、新特別支援学校建設事業費の増加などにより前年度比57・7%の大幅増となった。
特別会計は同0・4%減の307億0012万円。企業会計は同6・8%増の106億9240万円。予算総額は6・4%増の1002億2253万円となった。
主な事業は、土木費で主要幹線道路整備事業に9億1620万円、一般道路整備事業に7億5511万円、市営住宅耐震補強事業に4億0308万円、街路整備事業に2億9567万円、蘇原駅周辺地区都市構造再編集中支援事業に2億2149万円、新那加駅周辺2期地区都市構造再編集中支援事業に8237万円などを計上した。
また、教育費では新特別支援学校整備事業に27億5438万円、新総合体育館・総合運動防災公園整備事業に9億0129万円、小中学校校舎給水管更新事業に2億3718万円、中央図書館改修等整備事業に1億0759万円などを計上。
総務費では新庁舎建設事業に1億5818万円、学習等供用施設整備事業に1億4070万円、次期総合計画策定事業に527万円を充てる。
民生費では公立保育所施設整備事業に1億9261万円、福祉の里施設整備事業に6469万円、総合福祉会館施設整備事業に3140万円を付けた。
消防費では消防施設整備事業に1億3802万円、非常備施設整備事業に6091万円を充てた。
衛生費では北清掃センター基幹的設備改良事業に21億5616万円、商工費ではふれあいバス停留所乗降環境整備事業に1500万円、岐阜かかみがはら航空宇宙博物館企画棟整備事業に1381万円、農林水産業費で県単土地改良事業に4477万円、県営ため池等整備事業に3230万円を計上した。
提供:建通新聞社