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滋賀産業新聞
2023/02/21
【滋賀】長浜市の2023年度当初予算案
長浜市は20日、一般会計529億円、特別会計（6会計）261億8700万円、企業会計（3会計）303億0100万円から成る総額1093億8800万円の23年度当初予算案を発表した。
一般会計は、学校施設等長寿命化計画に基づく浅井中学校の長寿命化改修工事に係る経費や物価高騰等に伴う湖北広域行政事務センターへの負担金、自立支援給付費などの扶助費増加により対前年度比は2・5％（13億円）の増加。特別会計と企業会計を合わせた総額では3・4％の増となった。普通建設事業費は、浅井中学校長寿命化改修の実施や保育所施設の整備支援、消防団の拠点施設整備や豊公園再整備等により、27・5％（6億9000万円）増の32億円となった。
昨年市長選挙で初当選した浅見宣義市長による二期目の予算は、新たに策定した「長浜市総合計画第3期基本計画」の着実な推進に向けたものに加え、若者の転出超過を改善・支援するため住みやすいまちの実現やまちの活力の創出を目指し編成を行った。
主なものでは、小・中学校校舎等長寿命化改修事業費に7億7379万5千円。びわ北小学校外壁改修工事と浅井中学校・北中学校の長寿命化改修等をそれぞれ推進。豊公園再整備事業には1億2600万円。自然豊かな憩いの場として魅力ある都市公園を目指し新築建屋（2棟）、既設建屋解体（6棟）、電気設備（一式）の整備を予定し公園利用者の増加を図り、新たなにぎわいの創出を目指す。保育所等整備支援事業には1億9011万8千円を予算化、市内における認可保育所施設の新たな施設整備を促進し、待機児童の解消と教育・保育環境の充実を図る。このほか、2億2560万円を計上した地福寺神照線整備事業では、道路改良工事や街路用地購入、物件移転補償等を進める。1億5450万円を計上した木之本宿道路整備事業では、道路・交差点改良工事を進めていく。また、2億4160万7千円を盛り込んだ小学校給食費補助事業は、学校給食を通じて、健康の保持増進や健全な食生活への理解促進を図っていき、次代を担う若者世帯の定住促進を進めていく。
23年度当初予算案の主要事業の内容は次の通り（関係分のみ抜粋）。
【重点プロジェクト】
▽南長浜地域関係検討業務＝109万3千円（南長浜地域のまちづくりコンセプトのリスト化、実現可能性の検討会議）
▽地域脱炭素実行戦略策定・推進事業＝4608万2千円（電力・熱等のエネルギー需要の実態調査および再生可能エネルギー・ゼロカーボンビジネスの事業化検討、エリアごとの脱炭素モデルの構築）
【長浜ＤＸ】
▽放課後児童クラブ施設へのネットワーク環境整備事業＝723万円（公設放課後児童クラブ16ヵ所にＷｉ―Ｆｉ環境整備、ＩＣＴソフトの導入）
【民間活力導入】
▽林道維持管理業務の外部委託＝2200万円（草刈り、倒木処理、パトロール、維持修繕、災害復旧等）
▽神田まちづくりセンター整備事業＝1389万2千円（既存施設の解体、本体建築、機械・電気設備、外構）
【教育・文化】
▽小・中学校校舎等長寿命化改修事業＝7億7379万5千円（浅井中学校／神照小学校／湖北中学校／浅井小学校／北中学校／びわ北小学校／虎姫学園）
▽市民で支える小学校給食費補助事業＝2億4160万7千円（小学校に在籍する児童の保護者に対し学校給食費の全額を補助）
▽湖北フィールドミュージアム推進事業＝1636万4千円（ブランディングムービーの制作、ＳＮＳ・ＷＥＢ広告配信等）
【健康・福祉】
▽民間放課後児童クラブ参入促進事業＝600万円（長浜北小学校／神照小学校／南郷里小学校／長浜南小学校／高月小学校）
▽民間子育て支援センター新設支援事業＝1424万4千円（子育て支援センターの整備に係る費用の一部補助）
▽病院経営形態検討事業＝1160万6千円（検討委員会事務経費、運営業務委託料等）
▽保育所等整備支援事業＝認可保育所等を整備する社会福祉法人等に対して施設整備事業費の補助）
【産業・交流】
▽地域計画（人・農地プラン）策定推進事業＝15万1千円（農地による目標地図、地域計画の作成）
▽森林境界明確化事業＝176万2千円（登記情報の取得、合成公図の作成及び相続調査等）
【安心・安全】
▽防災行政無線更新事業＝1230万円（長浜地区、浅井地区の設備更新・機能強化による実施設計）
▽消防団拠点施設（屯所）整備事業＝6千万円（消防拠点施設の新築、老朽化した既存施設の解体撤去、消防ホース乾燥柱の更新）
【環境・都市】
▽豊公園再整備事業＝1億2600万円（新築建屋、既設建屋解体、電気設備）
▽都市計画マスタープラン改定及び立地適正化計画策定事業＝29万9千円（都市計画マスタープランの改定、立地適正化計画の策定）
▽（仮称）神田スマートインターチェンジ整備事業＝2380万円（ネクスコ中日本㈱との設計協定に基づく負担金、土質調査委託）
▽地福寺神照線整備事業＝2億2560万円（道路改良工事、区画整理周辺整備工事、街路用地購入、物件移転補償、墓地移転補償）
▽木之本宿道路整備事業＝1億5450万円（市道田部木之本線の道路・交差点改良工事）
▽北部地域振興事業＝7100万3千円（八田部発生土受入跡地利用計画策定業務、八田部堤外民地取得事業、余呉エゴマ生産振興交付金、余呉湖周辺公園施設等整備事業、小さな拠点施設整備事業）
提供：滋賀産業新聞
一般会計は、学校施設等長寿命化計画に基づく浅井中学校の長寿命化改修工事に係る経費や物価高騰等に伴う湖北広域行政事務センターへの負担金、自立支援給付費などの扶助費増加により対前年度比は2・5％（13億円）の増加。特別会計と企業会計を合わせた総額では3・4％の増となった。普通建設事業費は、浅井中学校長寿命化改修の実施や保育所施設の整備支援、消防団の拠点施設整備や豊公園再整備等により、27・5％（6億9000万円）増の32億円となった。
昨年市長選挙で初当選した浅見宣義市長による二期目の予算は、新たに策定した「長浜市総合計画第3期基本計画」の着実な推進に向けたものに加え、若者の転出超過を改善・支援するため住みやすいまちの実現やまちの活力の創出を目指し編成を行った。
主なものでは、小・中学校校舎等長寿命化改修事業費に7億7379万5千円。びわ北小学校外壁改修工事と浅井中学校・北中学校の長寿命化改修等をそれぞれ推進。豊公園再整備事業には1億2600万円。自然豊かな憩いの場として魅力ある都市公園を目指し新築建屋（2棟）、既設建屋解体（6棟）、電気設備（一式）の整備を予定し公園利用者の増加を図り、新たなにぎわいの創出を目指す。保育所等整備支援事業には1億9011万8千円を予算化、市内における認可保育所施設の新たな施設整備を促進し、待機児童の解消と教育・保育環境の充実を図る。このほか、2億2560万円を計上した地福寺神照線整備事業では、道路改良工事や街路用地購入、物件移転補償等を進める。1億5450万円を計上した木之本宿道路整備事業では、道路・交差点改良工事を進めていく。また、2億4160万7千円を盛り込んだ小学校給食費補助事業は、学校給食を通じて、健康の保持増進や健全な食生活への理解促進を図っていき、次代を担う若者世帯の定住促進を進めていく。
23年度当初予算案の主要事業の内容は次の通り（関係分のみ抜粋）。
【重点プロジェクト】
▽南長浜地域関係検討業務＝109万3千円（南長浜地域のまちづくりコンセプトのリスト化、実現可能性の検討会議）
▽地域脱炭素実行戦略策定・推進事業＝4608万2千円（電力・熱等のエネルギー需要の実態調査および再生可能エネルギー・ゼロカーボンビジネスの事業化検討、エリアごとの脱炭素モデルの構築）
【長浜ＤＸ】
▽放課後児童クラブ施設へのネットワーク環境整備事業＝723万円（公設放課後児童クラブ16ヵ所にＷｉ―Ｆｉ環境整備、ＩＣＴソフトの導入）
【民間活力導入】
▽林道維持管理業務の外部委託＝2200万円（草刈り、倒木処理、パトロール、維持修繕、災害復旧等）
▽神田まちづくりセンター整備事業＝1389万2千円（既存施設の解体、本体建築、機械・電気設備、外構）
【教育・文化】
▽小・中学校校舎等長寿命化改修事業＝7億7379万5千円（浅井中学校／神照小学校／湖北中学校／浅井小学校／北中学校／びわ北小学校／虎姫学園）
▽市民で支える小学校給食費補助事業＝2億4160万7千円（小学校に在籍する児童の保護者に対し学校給食費の全額を補助）
▽湖北フィールドミュージアム推進事業＝1636万4千円（ブランディングムービーの制作、ＳＮＳ・ＷＥＢ広告配信等）
【健康・福祉】
▽民間放課後児童クラブ参入促進事業＝600万円（長浜北小学校／神照小学校／南郷里小学校／長浜南小学校／高月小学校）
▽民間子育て支援センター新設支援事業＝1424万4千円（子育て支援センターの整備に係る費用の一部補助）
▽病院経営形態検討事業＝1160万6千円（検討委員会事務経費、運営業務委託料等）
▽保育所等整備支援事業＝認可保育所等を整備する社会福祉法人等に対して施設整備事業費の補助）
【産業・交流】
▽地域計画（人・農地プラン）策定推進事業＝15万1千円（農地による目標地図、地域計画の作成）
▽森林境界明確化事業＝176万2千円（登記情報の取得、合成公図の作成及び相続調査等）
【安心・安全】
▽防災行政無線更新事業＝1230万円（長浜地区、浅井地区の設備更新・機能強化による実施設計）
▽消防団拠点施設（屯所）整備事業＝6千万円（消防拠点施設の新築、老朽化した既存施設の解体撤去、消防ホース乾燥柱の更新）
【環境・都市】
▽豊公園再整備事業＝1億2600万円（新築建屋、既設建屋解体、電気設備）
▽都市計画マスタープラン改定及び立地適正化計画策定事業＝29万9千円（都市計画マスタープランの改定、立地適正化計画の策定）
▽（仮称）神田スマートインターチェンジ整備事業＝2380万円（ネクスコ中日本㈱との設計協定に基づく負担金、土質調査委託）
▽地福寺神照線整備事業＝2億2560万円（道路改良工事、区画整理周辺整備工事、街路用地購入、物件移転補償、墓地移転補償）
▽木之本宿道路整備事業＝1億5450万円（市道田部木之本線の道路・交差点改良工事）
▽北部地域振興事業＝7100万3千円（八田部発生土受入跡地利用計画策定業務、八田部堤外民地取得事業、余呉エゴマ生産振興交付金、余呉湖周辺公園施設等整備事業、小さな拠点施設整備事業）
提供：滋賀産業新聞
