福井県造園業協同組合は16日、坂井市丸岡町楽間の県総合グリーンセンター内の林業研修センターで、第50回通常総会を開催した。
任期満了に伴う役員改選で、理事長に向富美吉氏を再任したほか、2022年度事業報告や、23年度の事業計画・収支予算案などを原案通り審議了承した。
冒頭で、向理事長が「新規事業に取り組み、会員の獲得を目指したい」と挨拶。来賓参加したグリーンセンターの竹内英治所長は「引き続き知識と技術をもつ組合に力を貸していただきたい」と謝意と期待を示した。
22年度の主な事業について報告。造園だよりを年3回発行。専門工事業者安全管理活動促進で、フルハーネス講習会、刈払機取扱作業者安全衛生教育講習会、安全衛生技能講習会案内を開催。
グリーンセンタースプリングフェアや、みどりと花の福井県大会への参加、造園連北陸ブロック会議への出席なども行った。
教育情報・技能技術向上では、技能検定要素・実技予備講習会、技能検定要素予備講習会。緑の相談員委託業務や、剪定や施肥方法などを伝える緑と花の教室等講師派遣、造園資材等の委託販売業務、各種保険等事務代行業務などを行った。
23年度も継続し、事業受注をはじめ、運営の維持継続、組合員の適切な利益確保、造園のものづくりを担う優秀な人材への技術技能の継承活動などを展開する方針。
議案審議後、総務・共同購入・適正業務の3委員会と、新設のIT委員会からも活動報告した。
県造園高等職業訓練校からは、組合員からの講師の依頼も寄せられた。
役員の方々(23年2月〜25年2月まで)
(敬称略)
■理事長
向 富美吉
■副理事長
宮川 秀輝
永井 利昌
■理事
中村 潤一
木村 昌洋
中村 啓一
下矢 健太郎
油田 博嗣
清水 夢樹
南 雅義
前川 宏之
大嶋 之弘
櫛田 実
竹内 大策
太田 喜雄
岸本 直樹
小林 伸弘
下西 幸雄
早見 幸典
■監事
坪川 栄一郎
長谷川 晃大
小形 秀夫