福井市は安全で安心な教育環境を確保するため、学校施設関連の整備として、2022年度3月補正予算案で「校舎等予防保全事業」に2億5283万8000円、「校舎等大規模改修事業」に1億3871万円などを計上した。
まず校舎等予防保全事業は、校舎や体育館の外壁の全面点検を行い、危険な個所の落下防止対策を行うもので、今回の対象は安居小学校、清明小学校、大東中学校。
校舎等大規模改修事業については、酒生小学校体育館が対象。規模はRC一部S造2階建て延べ867平方メートルで、改修実施設計は木下設計(福井市)が担当。
このほか、小中学校の特別教室に空調設備を設置する、「新たな日常」に向けた学習環境整備事業には3億2140万6000円を盛った。21年度から順次整備を進めており、補正では小学校26校、125教室への設置を見込む。なお、今回の整備をもって、今事業は完了となる。