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　吹田市は、総額２３３４億７５１５万円（前年度当初比２・４％増）の２０２３年度当初予算案を発表した。一般会計は１５６３億２６７０万円で同３・５％増。そのうち、普通建設事業費には、佐井寺西地区の土地区画整理事業の推進や都市計画道路千里丘朝日が丘線の整備など、同30・３％増の１７１億５３３４万円を計上した。
　佐井寺西地区の土地区画整理事業の事業費に28億５９７４万円を充てる。総延長２０５４�bの幹線道路（幅員22�bの豊中岸部線、幅員18�bの佐井寺片山高浜線、幅員22�bの千里中央線）をはじめ、総延長２１５７�b、幅員４〜７・４�bの区画道路を整備する。施行エリアは面積約20・３�f。この他、擁壁等設計業務に24〜25年度の２カ年で限度額１億８０２０万円、調査支援業務に24〜30年度の７カ年で限度額１億３８１６万円の債務負担行為をそれぞれ設定した。
　都市計画道路千里丘朝日が丘線整備の事業費には６億１５０２万円を充て、未整備区間（千里丘工区）の道路新設事業と用地取得事業を推進する。支障物件移転補償費用に24〜25年度の２カ年で限度額１億３３５７万円の債務負担行為を設定した。

〜千里北・中の島公園で調査、設計など〜
　官民連携による都市公園の魅力向上には事業費４３２５万円を配分した。千里北公園では、４〜５月に再整備事業の費用対効果調査業務を発注する。24年度から設計、25年度から工事に着手する見通し。中の島公園では、再整備の実施設計を行う。現在の管理事務所に加え、パークセンターや清掃員用の詰所としての機能などを追加する複合施設化を予定している。その他、紫金山公園の魅力向上策の検討も行う。
　府道吹田箕面線の狭小区間約３００�bを暗渠化し、上部に車道や遊歩道などを整備する上の川周辺整備事業の事業費には５億２２７９万円を計上。23年度末までに暗渠化工事を終え、24年度に上面整備を一括して発注する見通し。
　本庁舎のバリアフリー対応等工事や既設設備等改修工事には事業費３億６２８５万円、南吹田駅周辺緑化重点地区の道路（穂波芳野線など）や公園などの再整備に事業費２億４６８０万円を充てた。