全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　県民生活部は14日、屋内50ｍ水泳場およびスポーツ科学拠点施設の整備に向けて「埼玉県屋内50ｍ水泳場及びスポーツ科学拠点施設整備推進に関する有識者会議」を知事公館大会議室で開催した。両事業の進捗状況について、事務局を務めるスポーツ振興課の担当者から委員に対して報告が行われた。
　会議の冒頭、笠原一也座長（元国立スポーツ科学センター長）は「両事業の進捗状況を確認する場として本会議が設置された。このたび事務局から『進捗状況を報告したい』との話があった」と今回の会議の意図を説明。
　真砂和敏部長は「今年度は、屋内50ｍ水泳場に関しては実施方針や要求水準書案の作成など入札公告に向けた準備を進めてきた。また、スポーツ科学拠点施設整備については基本計画案をお示しする段階になった」と話した。
　なお、県の２０２３年度当初予算案では、屋内50ｍ水泳場整備に関しては、整備・運営・維持管理を一体で行うＰＦＩ事業者の公募・選定に向けて、23〜41年度を期間とする債務負担行為（限度額２１０億４７８４万６０００円）を設定している。スポーツ科学拠点施設については、スポーツ科学拠点施設の整備を上尾運動公園の再整備と一体となったＰａｒｋ−ＰＦＩ事業として実施するための公募準備、アドバイザリー業務委託の契約締結（24年度分は債務負担行為を設定）を予定している。